離乳食の卵の進め方を解説!いつから?量は?おいしいレシピも紹介

離乳食の卵の進め方を解説!いつから?量は?おいしいレシピも紹介 子育て

離乳食を進めていく中で、多くのママさん達が不安に感じることといえば、食べ物のアレルギーではないでしょうか。

特に牛乳、小麦と並んでアレルギー反応が出やすい卵は、慎重に進めていきたいですよね。

そこで今回は、我が家でも実践した栄養士さん直伝の卵の進め方を紹介していきたいと思います。

少しでもこれから卵の離乳食を始めるママさんたちの参考になれば幸いです。

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離乳食の卵はいつから食べさせていいの?

離乳食 卵 タイミング

これまでは生後7~8ヵ月からの摂取が好ましいとされてきた卵の離乳食。

しかし近年、アレルギーを発症する子供が増えてきたことや、「離乳食を与える時期を遅らせてもアレルギーを予防できる化学的根拠はない」という化学的知見などから、卵黄のみ離乳食初期(ゴックン期)から与えてもいいことになりました。

※2019年春、12年ぶりに改定された厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」にも記載されています。詳しくはこちらをご覧ください。

なべび
なべび

なお、卵白は後述でも詳しくお伝えしますが、卵黄に慣れてくる8ヵ月頃からスタートするのがおすすめです!

はじめて卵を与える時の注意点

0~1歳児は卵アレルギーの発症率が高く、その数値は62%と言われています。

「ちょっとぐらい、こうしてもいいだろう」という自己判断は、赤ちゃんのアレルギー発症リスクを高めてしまうもと。

安全に卵の離乳食を進めていくためにも、以下の注意点を守っていきましょう。

はじめての卵は平日の午前中がベストタイミング

卵に限った話ではありませんが、離乳食ではじめての食材を口にさせるときは、平日の午前中を狙うのがベストです。

というのも、アレルギー反応は早ければ食事を摂取して30分~数時間で発生するケースがあるから。

平日の午前中であれば、万が一アレルギー反応が出たとしても、すぐに病院で診てもらうことができます。

遅延型のアレルギー反応に気を付けて

卵を食べたその日にアレルギー反応がなかったからといって油断はできません。

遅延型のアレルギーは、摂取して24時間~48時間で発生します。

早く慣れさせようと連日卵を食べさせるのは絶対にやめてくださいね。

理想としては、1回与えたら2~3日あけて再び卵を食べさせるのがおすすめです。

体調を見ながら焦らず進めることがコツ

赤ちゃんの体が弱っているときはアレルギーの発症率が高いため、卵をお休みさせましょう。

なべび
なべび

ちなみに我が家の息子はRSウイルスと肺炎に連続でかかっていたこともあり、卵をはじめて食べさせたのは7ヵ月に入る少し前。

それでも全く問題なかったので、『急いで食べさせなきゃ!』という焦りは捨てちゃいましょう♪

離乳食の卵の進め方

卵黄は離乳食をスタートさせる生後5ヵ月からあげても問題ありませんが、多くのママさん達は、食事をすることに慣れてくる6ヵ月以降にあげているようです。

2回食が始まって少し経った頃に卵を始めてみるといいかもしれませんね。

卵黄の与え方(6ヵ月を過ぎた頃から)

はじめての卵黄は、耳かき1杯分(またはゴマ1粒分)の量を与えます。

15分以上茹でた卵から黄身を取り出し、真ん中部分を与えましょう。

なべび
なべび

我が家で卵黄を初めて与えたときは、10倍粥に混ぜて食べさせました♪

おそらく味もわからない量なので、そのまま与えても何かに混ぜてもOKだと思います。

卵白の与え方(卵黄に慣れたら)

卵黄に慣れてきたら、いよいよ卵白に挑戦していきましょう。

卵のアレルゲンは卵白に多く含まれているため、最初はかなり慎重に進めることが重要です。

初日は卵白を食べさせるのではなく、卵白に触れたスプーンを舐めさせるだけでOK。

これを2~3日おきに回数を増やして行い、3回舐めても問題がなかったら卵白を食べさせてみましょう。

卵白は耳かき1/4程度から始めます。

1/3、1/2、1粒と与える量を徐々に増やしていき、2歳頃までには全卵の2/3が食べられるようにしましょう。

なお、卵白は20分以上茹でた卵を与えてくださいね。

卵のアレルギー発症率を減らすカギ

卵はしっかり加熱することで、アレルゲンの機能性を低下させることができます。

しかし、卵白に含まれているアレルゲンは水に溶けやすいため、しっかり茹でた卵でも、すぐに黄身を取り出さないとアレルゲンが移行してしまうので要注意!

特に加熱で焼失できないオボムコイドという卵白抗原は、ゆで卵から黄身を取り出すまでの時間が長くなるほど含有量がアップしてしまいます。

ゆで卵から卵黄を取り出すまでの時間 卵黄1gあたりに含まれるアレルゲンの量
卵白アルブミン オボムコイド
直後 0.4㎍ 11㎍
1時間後 1.3㎍ 380㎍
3時間後 1.5㎍ 16000㎍
24時間後 1.9㎍ 28000㎍

引用:こおりクリニック「卵を開始してみましょう」

生卵は危険!まずは固ゆで卵から

卵は調理方法によってもアレルゲンの残存率が変わります。

最初はゆで卵からスタートしますが、今後成長するにつれて他の卵料理を食べさせる機会も増えてくることでしょう。

その場合は、以下の表を参考になさってみてくださいね。

調理方法 生卵と比較した抗原残存率
卵白アルブミン オボムコイド
生卵 100.0% 100.0%
温泉卵(70℃30分) 91.1% 14.4%
炒り卵 9.3% 15.1%
錦糸卵 0.8% 14.5%
ゆで卵(12分) 0.01% 11.8%
ゆで卵(20分) 0.005% 6.1%

引用文献:伊藤節子「乳幼児の食物アレルギー.診断と治療社.2012」

卵を使ったあのお菓子にも注意

もう1つ気をつけたいのが卵を使ったボーロです。

卵ボーロはオボムコイドの含有量が12分間固ゆでした卵よりの1/250である一方で、卵白アルブミンの含有量が4~5倍多く含まれています。

そのため、固ゆで卵を食べて何も起こらなかったとしても、実は卵ボーロを1粒食べただけでアレルギー症状が出てくることもあるのです。

卵白にも慣れてきたからといって、いきなり卵ボーロを何粒も与えるのはNG。

様子を見ながら少しずつ量を増やしていきましょう。

【なべび式】卵を使った離乳食レシピ

それでは我が家で作っていた卵の離乳食レシピを紹介していきたいと思います。

なお、当記事作成時は子供が9ヶ月であるため、離乳食後期までのレシピを掲載しています。(後日更新予定です。)

卵の離乳食の作り方

卵 離乳食 作り方

我が家で卵の離乳食を作るときは、20分以上茹でた固ゆで卵を使用していました。

作り方の手順は以下の通りです。

  1. 鍋に卵と水を入れる。卵が隠れるぐらい水を入れるのがポイント!
  2. 中火で茹でる。時々転がしてあげるとGOOD。
  3. 沸騰してきたら火を少し弱め、そのまま20分加熱。
  4. 火からおろして鍋に冷水を入れ、卵を鍋肌にぶつける
  5. すぐに卵の皮を剥いて、白身を外す。
  6. 黄身の真ん中部分を取り出し、ザルやマッシャーで潰す。
  7. 少量のお湯を加えてペースト状に。

なお、冷凍保存したいときはザルやマッシャーで潰した後にラップで包み、保存容器に入れて冷凍すればOKです。遅くても1週間以内には使いきりましょう。

レシピ1.卵黄入りおかゆ

【おすすめ時期】
離乳食初期(6ヵ月頃/ゴックン期)

【用意するもの】

  • 卵黄(固ゆでしたもの)…耳かき3杯ほど
  • 10倍粥…40g
  • 出汁…少量

【作り方】

10倍粥に固ゆでした卵黄と出汁を加えてよく混ぜる。

レシピ2.じゃがいもと卵黄のコロコロ団子

じゃがいもと卵黄のコロコロ団子

【おすすめ時期】
離乳食中期(7~8ヵ月/モグモグ期)

【用意するもの】

  • 卵黄(固ゆでしたもの)…1/2
  • じゃがいも…1/2
  • 塩…ひとつまみ

【作り方】

  1. じゃがいもを茹でてマッシュする。
  2. 固ゆでした卵黄をじゃがいもに混ぜる。
  3. 塩を入れてさらに混ぜ、一口大の団子状にする。

レシピ3.野菜と豆腐のミニハンバーグ

野菜と豆腐のミニハンバーグ

【おすすめ時期】
離乳食後期(9ヶ月~11ヵ月/カミカミ期)

【用意するもの】

  • 卵黄…1個
  • 絹豆腐…1/4丁
  • パン粉…様子を見て調整して下さい
  • 片栗粉…小さじ2
  • 塩…ひとつまみ
  • 野菜…人参やたまねぎなどお好みで

【作り方】

  1. 野菜はあらかじめみじん切りにして火を通しておく。そのまま食べられるぐらいまでやわらかくしておくと◎
  2. 材料を全てボールに入れて、混ぜながら少し固まる程度のやわらかさにする。
  3. 油を薄くひいたフライパンで表裏をしっかり焼く。
  4. 焼いた後は電子レンジでさらに過熱。500wで30秒~1分程温めればOK。

卵を使ったベビーフードもおすすめ

卵がある程度食べられるようになったら、外出先で卵が入ったベビーフードを食べさせてみてはいかがでしょう。

我が家で愛用している卵入りのベビーフードは以下の商品です。

グーグーキッチン ひらめと卵のおじや

グーグーキッチン ひらめと卵のおじや
メーカー 和光堂
価格(税抜) オープン価格
内容量 80g
原材料 野菜(にんじん、だいこん、キャベツ)、精白米(国産)、かつお昆布だし、卵黄(卵を含む)、ひらめ、しいたけ水煮、米酢、しょうゆ(小麦・大豆を含む)、食塩/増粘剤(加工でん粉)

7ヵ月頃から食べられるひらめと卵のおじやは、モグモグ期になり「どのぐらいの固さにすればいいんだろう?」と悩んだときに大変お世話になった商品です。

卵に加えて国産のお野菜と魚、しいたけが入っているので、栄養価も抜群!

かつおの出汁もほんのり感じられ、我が子も「おかわり!」と言わんばかりにモグモグ食べていました。

バナナプリン

バナナプリン
メーカー キューピー
価格(税抜) 130円
内容量 70g
原材料 バナナ(コスタリカ)、砂糖、コーンスターチ、卵黄(卵を含む)、全粉乳、バター/増粘剤(タマリンドシードガム)、クエン酸、ビタミンC

離乳食初期はフルーツしか与えていませんでしたが、中期に入ってプリンデビュー!

口当たりの良いプリンで、ほんのりとした甘酸っぱさが感じられます。

我が子はバナナがあまり好きではなかったようですが、こちらのベビーフードは美味しそうに食べていました。

ただ、砂糖やバターも使われているので、食べすぎは厳禁!…ということで、ほとんどは母がおいしく頂きました(笑)

豆腐ハンバーグ

豆腐ハンバーグ
メーカー ピジョン
価格(税抜) オープン価格
内容量 80g
原材料 豆腐ハンバーグ(豆腐(大豆を含む)、鶏肉、たまねぎ、つなぎ(パン粉(小麦を含む)、植物性たん白、でん粉、乾燥卵白(卵を含む)、脱脂粉乳)、植物油、砂糖、食塩、香辛料(豚肉を含む))(国内製造)、ソース(野菜(にんじん、たまねぎ)、マッシュルーム水煮、しいたけ水煮、ひらたけ水煮、トマトピューレー、砂糖、しょうゆ、チキンエキス/増粘剤(加工でん粉

こちらの商品は、先ほど紹介した野菜と豆腐のミニハンバーグを作る前に食べたベビーフードです。

トマトとチキンの旨味が凝縮されていて、赤ちゃんだけではなく、大人の私が食べてもにっこりしてしまうおいしさ。

離乳食中期の頃よりもさらに味付けがしっかりされているので、たまに食べるぐらいが良いかもしれません。ご飯のおともにぴったりです。

最後に

卵の離乳食は作ったり量を調整したりするのが面倒で、ついつい「来週からにしよう…」と後回しになってしまいますが、やはり6ヵ月を過ぎたら食べさせ始めた方が良いかと思います。

その理由としては、国立成育医療研究センターが発表した研究結果で『アレルゲンが含まれている食べ物の摂取は早期から始めた方がいい』との見解があったから。(参考:国立成育医療研究センター

こちらはアトピー性皮膚炎の赤ちゃんを対象にした実験だったので、全ての赤ちゃんが該当するわけではありませんが、それでも早めに卵に挑戦してみることで、アレルギー発症リスクは抑えることができるかもしれません。

これから卵の離乳食を始めていくママさん、是非お子さんの様子を観察しながら、安全に進めていってくださいね。

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