室内でできる子供の遊びといえば、お絵かきが思い浮かびますよね。
しかし、いざ「お絵かきしてみようか」と提案してみても、テーマがなければ何を書いたらいいのか悩んでしまうお子様も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、お絵かきの時間を楽しくしてくれる参加型絵本をご紹介。
頭を使いながらお絵かきが楽しめるので、考える力を育てたい親御さんにもおすすめですよ♪
直接書き込める!参加型絵本おすすめランキングBEST10
「お絵かき絵本」「落書き絵本」と呼ばれる参加型絵本は、ここ数年で色んな商品が登場しています。
しかし、数ある絵本の中からどれを選べば子供が楽しんでくれるのか、買ってみないとわからない点が多く気になってしまいますよね。
そこで今回は絵本内容・価格・口コミなどを元に、当サイトで勝手にランキングを付けさせて頂きました。
各商品の特徴も紹介しておりますので、是非参加型絵本を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
【第10位】脳をきたえる かんたんおえかきドリル
作:児玉光雄
出版社:ダイアモンド社
対象年齢:3歳頃~
ページ数:72ページ(ジャバラ製本)
価格:952円(税別)
絵を描くという基本のお勉強ができる本
子供が描くイラストは様々。ぐちゃぐちゃと線が描かれているだけでも立派なイラストです。
しかし、丸や四角、三角などを上手に使ってもっとお絵かきを上達させたいのなら、「脳をきたえる かんたんおえかきドリル」がおすすめ。
イラストの基本を実際に描いて学ぶことで、子供の右脳に刺激を与えて発想力を高めます。
脳をきたえる かんたんおえかきドリルの口コミ
【第9位】ぐりぐりスケッチ
作:澤田 翔平
出版社:コクヨ
対象年齢:記載なし
セット内容:どうぶつシート12枚、無地シート3枚、厚紙たとう式ケース、もようカード(エンボス加工)
価格:800円(税別)
サイズ:W125mm×D125mm×H9mm
こすり出しを楽しむ絵本。どんな模様が描けるかな?
「ぐりぐりスケッチ」は絵本のようなデザインですが、たとう式のケースにシートが入っている商品です。
様々な素材の上に専用のシートを乗せて、上から鉛筆で擦ってみると、あら不思議、素材の柄が現れます。
シートは動物のイラストのみが描かれているので、こすり出しが終わったシートはパパさんママさんがオリジナルの物語を作ってあげても良いですね。
付属のもようカードだけではなく、身の回りにある様々な素材でこすり出しを楽しんじゃいましょう。
ぐりぐりスケッチの口コミ
2歳の娘に買ってみましたが、毎回擦っては違う柄が浮かび上がってくるので喜んでいます。
【第8位】おえかき美術館
作:小林マキ
出版社:コクヨ
対象年齢:4歳頃~
ページ数:34ページ(ジャバラ製本)
価格:1,300円(税別)
サイズ:H18.3×W18.6×D1.0cm
画伯になったつもりでお絵かきを楽しもう
「おえかき美術館」はその名の通り、美術館に飾ってある額縁の中にイラストを描いていく参加型絵本です。
珍しいジャバラ式の絵本で、片面は昼の美術館、もう片面は夜の美術館という設定になっています。
額縁の中の作品は絵を描くだけではなく、鮮やかな色合いに塗ったり、付属のステッカーシールをぺたぺた貼ったり、柄をつけたり、自由自在。
画伯になったつもりで世界に1つだけの芸術作品を作っちゃいましょう。
おえかき美術館の口コミ
広げて使えるので兄弟で取り合いにならず、仲良く楽しめますよ。
全部書き終わったら、広げておうちの中に飾ろうと思います。
【第7位】デザインあ かくほん
作:NHK「デザインあ」制作チーム
出版社:童心社
対象年齢:記載なし
ページ数:96ページ
価格:1,200円(税別)
判型:A5判
オリジナルデザインを作るのが面白い!デザイン力を高めるならこの1冊
NHK教育テレビで放送されている『デザインあ』より、デザイン思考を育むアクティビティブックが登場!
「デザインあ かくほん」は、自分だけの標識をデザインしたり、他とは一味違うグラデーションの塗り絵に挑戦してみたり、様々なテーマで発想力を刺激してくれる1冊です。
子供にもわかりやすいように説明文が記載されているので、親子で楽しみながらデザイン力を高めていってくださいね。
デザインあ かくほんの口コミ
小さい子供にはちょっと早いけど、3歳ぐらいになるお子様におすすめです。
デザインあは私も大好きな番組なのですが、自分の分をもう1冊買っておけばよかった!と思ってしまうぐらい濃い内容で面白いです。幼児はもちろんですが、小学生も十分楽しめそうです。
【第6位】くろくんたちとおえかきえんそく
作:なかや みわ
出版社:童心社
対象年齢:3歳頃~
ページ数:32ページ
価格:1,150円(税別)
判型:A4変型判/サイズ;22.4×30cm
気分は絵本作家!くろくんたちと一緒にえんそくを楽しもう
「くろくんたちとおえかきえんそく」は、くろくんをはじめ9色のクレヨンたちが遠足に出かける物語。
くろくんたちが遊ぶ遊園地にはお花が咲いていない花壇や、食べ物が乗っていないお皿など、「何かが足りない!」と思う場面がたくさん出てきます。
この作品は、そんな未完成の世界にお絵かきをしていく参加型絵本です。
自分がまるで絵本作家になったような気分になれるので、わくわくした気持ちでお絵かきを楽しむことができますよ♪
さあ、模様を書いたり色を塗ったりして、くろくんたちの世界を完成させていきましょう。
くろくんたちとおえかきえんそくの口コミ
ときには「え、なにこれ?」と笑ってしまうようなお絵かきをしていることもありますし(笑)読むだけが絵本じゃないということに気付かせてくれた素敵な絵本です。
いっぱい書くところがあって楽しそうです。もうだいぶ書き込みましたが、まだ絵本を読んでいると時々思い出したかのようにクレヨンを持ってくることがあります。
【第5位】おえかきえほん ピッピとタッタ ここはどこ?
作:Mogu Takahashi
出版社:パイ インターナショナル
対象年齢:3歳頃~
ページ数:80ページ+厚紙おまけ8枚 (計96ページ)
価格:1,200円(税別)
判型:B5判変型/23.5×18.2cm
イラストがかわいい♡読み聞かせもお絵かきも楽しめる絵本
鉛筆で描かれたゆるい絵柄がかわいらしい「おえかきえほん ピッピとタッタ ここはどこ?」は、イラストはもちろん、柄を描いたり、色を塗ったり、見本を真似っこしながら自分だけの物語を作る箏ができる1冊です。
双子のリスのピッピとタッタが迷いこんだ森・街・空・海など、様々な舞台が登場し、子供の想像力を引き立てます。
ページ上部にはお話も載っているので、お絵かきをしない時は読み聞かせをする絵本としても活躍しますよ♪
おえかきえほん ピッピとタッタ ここはどこ?の口コミ
ページ数が多いので、完成するのはまだまだ先になりそう。子供とのコミュニケーションツールにもなるので良いかと思います。
海にお魚をかいたり、ワニに捕まらないように橋をかいたり。お題に沿って絵をかき足していくのが楽しいみたいです。
イラストもほのぼの系でかわいいし、購入して良かったです♪
【第4位】おえかきブック-子供が描く思い出絵本-
作:はた こうしろう
出版社:コクヨ
対象年齢:4歳頃~
ページ数:160ページ
価格:2,590円(税別)
サイズ:W154mm × H218mm × D17mm
オリジナル鉛筆、鉛筆削り付き
家族全員で楽しめる参加型絵本
『写真やビデオに映し出せない子供の内面を残したい!』
そんな親御さんには「おえかきブック-子供が描く思い出絵本-」がぴったりです。
この絵本は作者のはた こうしろうさんがセレクトした8色の色鉛筆と鉛筆削りがセットになっているので、購入直後からお絵かきを楽しむことができます。
おとうさんとおかあさんがお絵かきするページもあるので、みんなで書き込めば、家族写真のような1冊になること間違いなし!
子供が成長してから読み返すと、思わず涙しちゃうかもしれませんね。
おえかきブック-子供が描く思い出絵本-の口コミ
私は姪っ子にプレゼントしました。表紙が可愛く気に入ってくれたようで、一緒にお絵かきしよう!といつも誘ってくれます。
自分の子供はまだ小さいので使えませんが、もう少し大きくなってお絵かきができるようになったら買ってあげたいと思います。
私は体力がなく、走り回ったりする子供の遊びにはなかなか付き合えないので特に助かります。自分の子供が大きくなったら渡してあげたいです。
【第3位】ぐるぐるかくほん
作:LA ZOO
出版社:学研プラス
対象年齢:3歳頃~
ページ数:60ページ
価格:580円(税別)
判型:A5変
ぐるぐる描くだけなのに奥が深い!?3歳以下の子供にもおすすめ
対象年齢は3歳頃からとなっておりますが、「ぐるぐるかくほん」はお絵かきに興味を持ち始めた時期から使ってもOKな1冊です。
持ち運びやすいサイズなので、お出かけ時の暇つぶしアイテムとしても大活躍すること間違いなし!
ぐるぐるぐるぐる、おひげやわたあめのイラストを書いて、お絵かきする楽しみを味わわせてあげてくださいね。
ぐるぐるかくほんの口コミ
ただ紙にぐるぐる書きをするより、こういったお題に沿って落書きをするのは楽しいみたいです。
価格も手頃なので、同シリーズも機会があったら購入してみたいと思います。
この本はお絵かき本のファーストブックとなりましたが、ただぐるぐる書くだけなので小さい子供でも十分に楽しめます。
手と腕をいっぱい動かしてぐるぐる書いている姿は本当にかわいいですよ。
【第2位】じぶんでつくる6さいまでのアルバム
作:山脇 百合子
出版社:福音館書店
対象年齢:読んであげるなら4歳から、自分で読むなら小学低学年から
ページ数:32ページ
価格:1,000円(税別)
サイズ:26×23cm
主人公は自分!写真とイラストでつくる世界に1つの絵本
はじめての誕生日、小さい頃に好きだったおやつ、最初に手をつないだおともだち…。
「じぶんでつくる6さいまでのアルバム」は、そんな思い出の数々を1冊にまとめておくことができる絵本です。
イラストはもちろん、写真を貼るスペースもあるので、幼少期のメモリアルブックにぴったり。
小学生になったら自分で読んで楽しむことができ、1冊で何度も楽しむことができます。
価格も1,000円と比較的リーズナブルなので、兄弟姉妹がいる家庭では1人につき1冊プレゼントしても良いですね。
じぶんでつくる6さいまでのアルバムの口コミ
思い出づくりにはかなり良い絵本だと思います。山脇百合子さんの描くイラストもやさしくて素敵な印象です。
自分の娘が孫を産んだときに出産祝いで購入しましたが、あれからもう4年。ページも結構埋まってきました。
あと2年、どんな思い出が描かれていくのか楽しみです。
結構描くことが多いから、もうちょっと早めに買ってあげればよかったな。
イラスト・写真・文字、色んなことを記しておけるので、親子であーだこーだ言いながら楽しんでつくっています。
コミュニケーションがとれる大切な絵本です。
【第1位】らくがき絵本 五味太郎50%
作:五味 太郎
出版社:ブロンズ新社
対象年齢:記載なし
ページ数:368ページ
価格:2,233円(税別)
サイズ:297×210mm
書き込める参加型絵本の定番!ボリューム満点の1冊
全部で368ページと大ボリュームで楽しめる「らくがき絵本 五味太郎50%」。
作者の五味 太郎さんが『らくがきこそが絵のはじまり』と仰っているように、絵を描くことの楽しさを知るきっかけになる1冊です。
この絵本の魅力は、何といっても子供の発想力を無限に引き出してくれるところ!
描く人によって全く違う絵本が出来上がるので、小さな子供から大人まで幅広く楽しむことができます。
塗り絵・めいろ・ことば遊びなど、それぞれのページにお題はありますが、基本的にはどんならくがきをしてもOK!
世界中から愛されているロングセラーの参加型絵本です。
らくがき絵本の口コミ
現在、5歳と3歳の子供がいますが、それぞれに1冊ずつ買ってよく落書きをさせています。それぞれの個性が出ていて、同じ絵本なのに全く違う絵本を見ているようで面白いですよ。
子供の感性を豊かにしたいママさんに是非おすすめです!
まさに子供の遊び心をくすぐる絵本です。落書きなんてしたことがない子供でも、親がこうやってやるんだよ~とちょっとお手本を見せると喜んで真似してくれます。家の中に落書きされるのはたまりませんが、この絵本ならどれだけ落書きしてもOK(笑)梅雨の時期で外に出られなくても、この1冊があれば当分は持ちます。
お絵かきをするメリット
お絵かきは子供の発想力や独創性を引き出す以外にも、様々なメリットが期待できます。
心の安定につながる
お絵かきはストレスを吐き出し、気持ちを落ち着かせる効果があるってご存知でしたか。
嫌なことがあっても、お絵かきで感情を吐き出してしまえば、心を安定させることができます。
脳に良い刺激が加わる
指先や腕を使うお絵かきは、脳を刺激し、知能の発達に効果的です。
例え器用に絵が描けなかったとしても、お絵かきを繰り返し行うことで指先がだんだんと繊細に動かせるようになってきます。
まだぐしゃぐしゃ描きになってしまう1歳~2歳の子供も、お絵かきをたくさん行うことで指先の動きが発達し、文字を書いたりする力が早い段階でつきやすいのだそう。
色彩感覚が豊かになる
お絵かきをさせる際はクレヨンや色鉛筆を使って、なるべくたくさんの色に触れさせてあげることがポイント!
そうすることで、子供の色彩感覚を養うことができます。
最後に
自分で自由にイラストを描ける参加型絵本は、お子様の成長記録・プレゼント・暇つぶしにとても役立つアイテムです。
我が家にも今回紹介したランキングの上位商品がありますが、大人でも余裕で楽しめるぐらい面白い内容となっております!
大人になるとどうしても他人に評価される絵を描いてしまいがちになりますが、子供の可能性は無限大。
何度も繰り返しお絵かきをしているうちに、新たな才能が開花するかもしれません。
みなさんも是非お絵かき絵本や落書き絵本で、子供の考える力を育んであげてくださいね。
我が家では今まで子供に落書きをさせると、筆圧が強すぎて紙が破けてしまったり、インクが滲んで色が濃くなってしまったりすることが多かったのですが、この本を買ってからは少しずつ改善されてきた気がします。
線をなぞって図形を描くことを覚えられるので、描けるイラストのバリエーションも増えてきますよ。