絵が飛び出したり、穴が開いていたり、ページが動いたり。
ページをめくるたびに想像を超える驚きを与えてくれる仕掛け絵本。
しかし、乳幼児がいるご家庭では、子供が本のページを折ったり、仕掛け部分を破いてしまったり、すぐボロボロになってしまうことがほとんどです。
そこで、乳幼児でも読める仕掛け絵本としておすすめしたいのが「ころりん・ぱ!」。
一体どんな絵本なのでしょうか。対象年齢や口コミを紹介していきます。
絵本「ころりん・ぱ!」とは
作:ひらぎ みつえ
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:0・1・2歳
価格:850円(税別)
ページ数:8ページ
サイズ:16×16cm
「ころりん・ぱ!」は、わっかのころりんを指で動かす新感覚の仕掛け絵本。
表紙を含む5つのコースをころころころころ…。動かして遊ぶ手触りが楽しい1冊です。
また、こちらの絵本は赤ちゃんが喜ぶ色鮮やかなデザインになっているのも特徴的です。
かくかく・ぐるぐる・くねくねといった擬音語も楽しめるので、触覚・視覚・聴覚すべてにたっぷりと刺激を与えることができますよ♪
対象年齢は0歳からOK!
「ころりん・ぱ!」は仕掛け絵本ですが、何と0歳から読み聞かせOK!
絵本を壊してしまうのではないかと心配しているママさんも多いかと思いますが、実はこの絵本、結構丈夫なんですよ。
厚紙で作られているので、よっぽどの力を加えない限り、ページが折れたり破けたりすることはありません。
これなら安心して小さいお子様にも持たせてあげられますね。
ただし、小さい子供に持たせる場合は必ず保護者の目の届く範囲で!
仕掛け部分のわっかがページから外れると、誤飲してしまう恐れがあります。
本の背表紙にも、36ヵ月以内のお子様は特に気を付けるように記載されています。
絵本「ころりん・ぱ!」を読んでみた
我が家では子供が11ヵ月の頃にこちらの絵本を購入しました。
果たしてどんな反応を示すのでしょうか。
初めて持たせたときの反応は?
お手本を特に見せずに渡してみたところ、最初はわっかに指を入れず、コースを剥がそうとしていました(笑)
さすがにコースを剥がしてしまうと仕掛け絵本の意味がなくなってしまうため、何とか阻止し、お手本を見せることに。
「こうやってやるんだよ~」と、ころりんをコロコロ動かしながら読み聞かせをしてみました。
すると今度はちゃんとわっかを動かす仕草を見せてくれました。
とはいってもわっかに指は通せないし、動きは横だけor縦だけにしか転がせませんでした。
コースは上手に転がすまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
それから1週間程毎日持たせていますが、徐々にわっかを転がすのが上手くなってきたような、そうでもないような…。
とりあえず最初の頃よりは手先が少し器用になった気がします。
絵本「ころりん・ぱ!」の口コミ
それでは「ころりん・ぱ!」を購入したみなさんの口コミを見ていきましょう。
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- 本屋に立ち寄った時に子供が興味を示していたので購入しました。指でくるくるわっかを動かして楽しそうに遊んでいます。
- いつも絵本を乱暴に扱う息子が真剣にわっかを転がしていました(笑)指先の発達に役立つので良いですね!
- 絵本だけどおもちゃのような感覚で遊べます。ミニサイズで外出先に持っていきやすいし、音もならないから便利!買って良かったです。
- 1歳になる娘がいますが、取り出すといつもコロコロを転がしています。最初はページをめくって遊ぶだけでしたが、だんだんとコロコロを転がすのも上手になってきました。今では端から端までちゃんとゴールできるようになりましたよ。
- 4歳と2歳の子供がいるのですが、下の子に本を持たせるといつも上の子が取りに来て喧嘩になります。もうちょっと2人でも遊べるような内容だったらよかったかな?
- 0歳からでも読める絵本とのことで買ってみました。が、8ヶ月の息子にはまだ早かったようで、お手本を見せてもあまり興味を示してくれません。これから遊んでくれるといいんですけど…。
- 絵本がぶ厚いので遊ぶというより舐めまわしています。0歳から遊べるといっても、月齢の低い子には向いていないようですね。今は3歳の長男のほうが遊ぶことが多いです。
ママさんパパさんが動かす仕掛け絵本と違い、「ころりん・ぱ!」は子供が自分で仕掛けを触るのがメインなので、お子様によってはあまりウケが良くないときもあるみたいですね。
とはいえ、繰り返すことで指先が発達していくことは確かなので、子供が身の回りのものに興味を示すようになったら持たせてみるといいかもしれません。
同シリーズの仕掛け絵本も読んでみよう
「ころりん・ぱ!」の作者・ひらぎ みつえさんは、他にも数多くの赤ちゃん向け仕掛け絵本を作っています。
その中からおすすめしたい作品をいくつか紹介していきましょう。
お?かお!
作:ひらぎ みつえ
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:0・1・2歳
価格:850円(税別)
ページ数:8ページ
サイズ:16×16cm
「お?かお」はタイトル通り、顔をいじって遊ぶ仕掛け絵本です。
指でお口やまゆげを動かしたり、目を閉じさせてみたり。
赤ちゃんの大好きな顔でたくさん遊べるので、何度やっても飽きることがありません。
同シリーズの「わん?かお!」「にゃ?かお!」も人気ですが、まずはこちらの1冊から。
色んな表情の顔をつくって、子供の感受性を豊かにしてきましょう。
へんしん!おばけちゃん
作:ひらぎ みつえ
出版社:ほるぷ出版
対象年齢:0・1・2歳
価格:850円(税別)
ページ数:8ページ
サイズ:16×16cm
おばけだぞ~!と思ったら…あれ?りんごになった!
「へんしん!おばけちゃん」は、そんなおばけちゃんたちの変身を楽しめる仕掛け絵本です。
赤色・黄色・白色・黒色のおばけが登場し、最後は虹色のおばけちゃん!
一体何に変身するのでしょうか。
ただ仕掛け部分を楽しむだけではなく、親子で一緒に考えて読むことができる1冊です。
最後に
「ころりん・ぱ!」は0歳から楽しめる仕掛け絵本ですが、手先が器用に使えない時期は上手にわっかを動かすことができません。
早いうちに購入したら、まずはママさんパパさんがお手本を見せながら読み聞かせしてあげるのがおすすめです。
目安としては離乳食を食べ掴みする時期ぐらいから持たせてみると良いかと思います。
最初は上手く転がせなくても、だんだんわっかを上手に動かせられるようになるので、是非子供の成長を見守りながら楽しんでみてくださいね。